よっちゃんの電工2種講座

第5回 合成樹脂管工事

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●まえがき

どーーーも!よっちゃんです。 第5回の講義は『合成樹脂管工事』です。
いわゆるプラスッチックの電線管を使った工事です。

プラスッチックのイメージ通り
この施工方法は部材が軽く、加工しやすいので、施工性抜群です。
また、電気的絶縁に優れ、油や薬品にも強いです。
更に、施工できる場所も金属管工事に次いで多いです。

私がプライベートで電線管工事をするなら間違いなくこの方法を選びます。

金属管工事に比べたら格段に楽です。

なので、最近は工場なんかでもお客さんから特別な指示がない場合は、
合成樹脂管で施工することが多いです。

ただし、耐火性や機械的強度は金属管に比べて弱いです。
可燃性のすごく高いものを扱う場所や物がぶつかる可能性の高い場所では使えません。

それでは本日は次の順番で講義を進めていきます。


  • 1 合成樹脂管工事の施工できる場所
  • 2 合成樹脂管工事で使う部材
  • 3 合成樹脂管工事で使う工具
  • 4 合成樹脂管工事の施工

1 合成樹脂管工事の施工できる場所

合成樹脂管工事も私が勝手に呼んでいる。
電工3大工事です。

見ての通り普通の場所ならどこでも施工できます。

施工場所

合成樹脂管工事の施工場所

2 合成樹脂管工事で使う部材

第二種電気工事士で絶対に覚えなければならない合成樹脂管は2つ

PF管・CD管(合成樹脂製可とう電線管)
VE管(硬質塩化ビニル電線管)

です。

CD管は耐熱性がないオレンジ色のPF管に似た管です。
施工方法はPF管と一緒なので説明は省きます。

この2つの合成樹脂管の付属品も一緒に覚えておきましょう。

@PF管と付属部品

品名 説明
1 PF管
(合成樹脂製可とう電線管)
合成樹脂製可とう電線管(PF管)画像
合成樹脂製の電線管で 可とう性がある
管の太さは内径に近い偶数で表す
耐熱性があるため露出配線に使える
2 PF管用ボックスコネクタ
PF管用ボックスコネクタ画像
PF管とボックスの接続に使う
3 PF管用カップリング
PF管用カップリング画像
PF管を相互接続するときに使う

PF管と付属部品を使ったときのイメージ図は次のようになります。

PF管ボックス接続イメージ図

AVE管と付属部品

品名 説明
1 VE管
(硬質塩化ビニル電線管)
硬質塩化ビニル電線管(VE管)画像
硬質塩化ビニル製の電線管
管の太さは内径に近い偶数で表す
衝撃、熱に弱く 薬品、油に強い
長さは4m
2 2号ボックスコネクタ
2号ボックスコネクタ画像
VE管とボックスの接続に使う
3 TSカップリング
TSカップリング画像
VE管を相互接続するときに使う

TSカップリングVE管の相互接続に使います。第二種電気工事士の試験に良く出題されるので、
後半の施工条件の項目で、もう少し詳しく説明します。

VE管と付属品を使ったときのイメージ図は次のようになります。


VE管ボックス接続イメージ図

PF管もVE管も部品さえ覚えれば、金属管とそんなに使い方は変わらないと思います。


3 合成樹脂管工事で使う工具

次に合成樹脂管工事で使う工具について説明します。
金属管工事に比べたら拍子抜けするくらい種類が少ないです。

余談ですが
VE管(硬質塩化ビニル電線管)は熱して曲げます。
塩化ビニルは燃やすと有毒ガスが出るのだが、体に悪くないんだろうか?
(正確には塩化ビニル自体は有毒ガスを出さないらしい)

結論はもちろん大丈夫なのだが、あまりいい気分はしませんね。

@合成樹脂管で使う工具一覧

品名 説明
1 合成樹脂管用カッタ
合成樹脂管用カッタ画像
合成樹脂管を切断するのに使う
2 合成樹脂管用面取り器
合成樹脂管用面取り器画像
合成樹脂管の切断面のバリ取りに使う
3 ガストーチランプ
ガストーチランプ画像
VE管(硬質塩化ビニル電線管)を 炎で熱して曲げるのに使う

4 合成樹脂管工事の施工

本日の最後は合成樹脂管工事の施工についてです。

合成樹脂管工事の配線も金属管工事と同様で、OW線を除く絶縁電線を使います。
試験では支持点間の距離、屈曲半径、管同士の接続について出題されます。

その他、VE管の相互接続について出題されることもあります。

@合成樹脂管工事の施工条件

施工条件はCの支持点間の距離を除き金属管と全く同じです。


  • @ 管内で電線同士を接続しないこと
  • A 絶縁電線(OW線を除く)を使うこと
  • B 管の曲げ半径は管内径の6倍以上とすること
  • C 支持点間の距離は1.5m以下とすること

合成樹脂管施工条件イメージ図

AVE管の相互接続

合成樹脂管同士の接続にはカップリングを使います。

PF管のカップリングは差すだけだが、
VE管のカップリングは差し込み深さが決められています。
しかも、ご丁寧に接着剤を使うときと使わないときに分けられています。

面倒くさいですが、覚えておきましょう。


VE管相互接続条件イメージ図


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●本日の動画講義

それでは本日の【動画】プレゼン講義はこちらです。
復習のつもりで見てください。





お疲れ様でした。
合成樹脂管工事の講義はこれで終わりです。

金属管と同じくらい重要な工事ですが、
覚えることは意外に少なかったのではないでしょうか。

実は各種工事に関する一連の講義の山場はもう終わりました。

えっ!?と思うかもしれませんが
こんなもんです。

第二種電気工事士で覚えなければならない各種工事は全部で8種類ありますが
これで2つ終わりです。

次のケーブル工事までは重要な工事ですが
その他の工事は知っている程度で良いです。
実際、私もこのサイトを作るまでは忘れていたものが多々あります。

まぁ、私みたいなメンテナンスマンではなく、
電気工事士一本で仕事をしているプロの職人さんはそんなことないでしょうけど・・・

それでは次回は『ケーブル工事』です。


それでは、最後まで見ていただいたあなたに
本日もプレゼン講義の資料をプレゼントします。

⇒『第5回 合成樹脂管工事 プレゼン資料』



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